中昭和町の家1(野々瀬建築都市設計事務所在籍時) コンクリートの強い印象がありながら穏やかな空間が広がる住宅 敷地周辺は住宅が建ち並び、前面道路は広くはないものの交通量は比較的多いです。そのような環境の中でクライアントはRC造の住宅を望まれました。ただし、塀もコンクリート塀なので、閉鎖的な印象にならないように門の前に植栽帯を設けたり、塀の前に来客用の駐車スペースを設けるなど通りに面して圧迫感を与えない計画としました。 外部はコンクリート打ち放しが強い印象となっていますが、内部ではコンクリートをあえて見せないようにし、穏やかに健やかに過ごせるようにしました。漆喰塗りの壁・天井や無垢のフローリングといった暖かみのある表情の自然素材で構成し、空間自体もシンプルでありながら明るく穏やかな空間となるように心がけています。1・2階共に南側は広がりのある前面開口となっていますが、バルコニーと一体になった庇を配することで日射負荷を抑制すると共にプライバシーにも配慮しています。
敷地周辺は住宅が建ち並び、前面道路は広くはないものの交通量は比較的多いです。そのような環境の中でクライアントはRC造の住宅を望まれました。ただし、塀もコンクリート塀なので、閉鎖的な印象にならないように門の前に植栽帯を設けたり、塀の前に来客用の駐車スペースを設けるなど通りに面して圧迫感を与えない計画としました。 外部はコンクリート打ち放しが強い印象となっていますが、内部ではコンクリートをあえて見せないようにし、穏やかに健やかに過ごせるようにしました。漆喰塗りの壁・天井や無垢のフローリングといった暖かみのある表情の自然素材で構成し、空間自体もシンプルでありながら明るく穏やかな空間となるように心がけています。1・2階共に南側は広がりのある前面開口となっていますが、バルコニーと一体になった庇を配することで日射負荷を抑制すると共にプライバシーにも配慮しています。